24日の米株式市場では、NYダウが前週末比260.88ドル高の3万9411.21ドルと5日続伸した。直近で出遅れていたセクターを中心に買いが入った。ただハイテク株は軟調。エヌビディア<NVDA>は利益確定売りに押されて大幅安となり、ナスダック総合株価指数の下落率は1%を超えた。
ゴールドマン・サックス・グループ<GS>やベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>、シェブロン<CVX>が上昇し、ボーイング<BA>やコカ・コーラ<KO>がしっかり。RXO<RXO>が大幅高となった。一方、ホーム・デポ<HD>とセールスフォース<CRM>が売られ、インテル<INTC>が冴えない展開。レスメド<RMD>は急落した。
ナスダック総合株価指数は192.544ポイント安の1万7496.817と3日続落した。アマゾン・ドット・コム<AMZN>やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>、マイクロソフト<MSFT>が下落。エヌビディアのほか、ブロードコム<AVGO>やクアルコム<QCOM>が大きく水準を切り下げた。一方、アップル<AAPL>が底堅く、メタ・プラットフォームズ<META>が堅調推移。アルティミュン<ALT>とアファーム・ホールディングス<AFRM>、アルナイラム・ファーマシューティカルズ<ALNY>が急騰した。