24日の東京株式市場は売り優勢、寄り付きの日経平均株価は前営業日比99円安の3万8497円と続落。
前週末の欧州株市場は主要国の株価指数が総じて軟調に推移、米国株市場ではNYダウとナスダック総合株価指数いずれも方向感の見えにくい動きとなり、ダウはわずかにプラス圏で着地したものの、ナスダック指数は安く引けた。発表された6月の米PMIが市場予想を上回る内容で消費関連株が堅調な一方、半導体関連株に軟調な銘柄が目立った。東京市場では足もと一段の円安が進んでいることはハイテクセクターにポジティブ要因ながら、日銀の金融政策スタンス変更への思惑が上値を押さえ、買い意欲は限定的な状況となっている。