・ | 普通株式型 |
・ | 目標募集額:1000万円、上限募集額:4000万円 |
・ | エンジェル出資実績あり |
・ | エンジェル税制あり(優遇措置A) |
・ | 株主優待あり:「Cage Wine」進呈、商品割引など |
・ | みなし時価総額:2億2900万円 |
・ | 類似上場企業:サンクゼール <2937> [東証G]、創健社 <7413> [東証S]、カクヤスグループ <7686> [東証S]、サッポロホールディングス <2501> [東証P]、アサヒグループホールディングス <2502> [東証P] |
※「みなし時価総額」はミンカブ編集部が「発行済み株式数×募集株式の払込金額」により試算
南アで日本人初の四つ星獲得
Cage Wineの佐藤圭史代表は、欧州諸国のワイン銘醸地を巡る旅の中、2016年に南アフリカで、ワイン醸造家のアディ・バーデンホースト氏と知り合いに。「ここでワインを造れよ」と誘われ、研鑽を積みました。
佐藤氏はオレゴン大学卒業後、日産自動車 <7201> [東証P]海外業務部や海外ドキュメンタリー番組制作会社に勤務。東京・神泉町でワインビストロを経営していた経験もあり、ソムリエ資格と調理師免許を保有しています。
(出典:FUNDINNO)
Cage Wineは南アフリカ・スワートランドでオリジナルワインを醸造しています。
現地での販売の他、日本への輸入・販売も行っており、2023年末からは自社輸入に切り替えて本格的に営業を開始。発売2年で3600本以上を生産・販売し、2024年期の日本への初期輸入分約4000本も売約済みです。これにより、2025年期分約1万5000本を前倒しで輸入する準備を進めています。
「南アフリカの歴史あるワイン格付け本『Platter’s Wine Guide』では、日本人初の四つ星を獲得、日本国内では三つ星レストランや高級ホテルでオンリストされるなど国内外で高く評価されていると自負しています」(同社)
同社は「成長のための課題」「解決方法」として以下を挙げています。
【成長のための課題】
・優良なブドウ農園との長期契約による安定供給
・実績作りと販路開拓
・自社専用の生産設備の構築(現在はバーデンホースト氏の施設を使用)
・自社畑の開墾と植樹
【解決方法】
・南アフリカへの渡航回数と滞在時間を増やし、視察および農家との対話を重ねる
・日本国内の営業部門を構築し、佐藤代表が国内外で自由に動けるようにする
・自社ワイナリーおよび自社畑の設立
唯一無二のテロワールによるワイン
(出典:FUNDINNO)
南アフリカ大陸最南端の西ケープ州は世界有数のワイン銘醸地として、世界から熱い視線が注がれているそうです。
5〜10億年前に形成された世界最古の土壌とも言われ、ブドウの木が程よいストレス下で成長することで、凝縮感のある高品質なブドウが栽培できるほか、気候や降水量など栽培に最適な条件がそろっており、フランスなど世界各国のブドウ品種の1級品を栽培できるといいます。
こうしたテロワール(※)により、「フランスのクオリティー、イタリアの多様性、チリのバリュー、その全てが南アフリカワインにはある」と称され、日本の小売価格で1500円〜3000円台の南アフリカワインはフランスの5000円、6000円のワインと同等と言われているそうです。
(※)気象条件、土壌、地形、標高などブドウ畑を取り巻く全ての自然環境要因のこと(同社注)
南アフリカ、スワートランドは昨今の自然派ワイン、ファイン・ナチュール、それにとどまらず、クオリティーワインとは何かを探求し続ける”震源地”だといい、「弊社は、自然に恵まれた唯一無二のテロワールと、原点に立ち返った製造方法から生まれる南アフリカのワインを、ぜひとも日本にも広めたいと考えています」(同社)。
市場の魅力・事業内容・ビジネスモデル・特徴
(出典:FUNDINNO)
南アフリカのワイン生産量は世界7位で、ブルゴーニュワインに代わる「ネクスト・ブルゴーニュ」を探す動きの中で高く評価され、生産量、輸出量ともに増加傾向にあるそうです。
また、日本国内のワイン消費量は2011〜2021年の10年間で約1.3倍に拡大、40年前の約8倍となっており、ワインは日本人の日常に定着したと同社は考えています。
2021年に米国で高級ワインメーカーが上場、日本でもワインやジャムなどのオリジナル食品を手掛けるSPA企業(※)が2022年に上場し、前期の売上高は190億円以上。「弊社はこれらをベンチマークとしながら成長を目指していきます」(同社)。
(※)商品企画・生産から物流、小売までを実質的に自社で保有する企業(同社注)
(出典:FUNDINNO)
同社はフラッグシップワインとなる赤・白のほか、ロゼ、スパークリングなどさまざまな個性のワインを製造。2024年8月から、数量限定の高級ラインとして、レッドブレンドなど3種が新たに加わります。
南アフリカ・スワートランドのテロワールの個性を色濃く表現しているのが特徴だといい、35年以上の樹齢のある株仕立てのブドウ木から収穫されるブドウは香りや味わいに「凝縮感」があり、多層的な側面と美しい余韻を楽しめるのが最大の特徴だそうです。
2024年は当初輸入予定だった約4000本が予約販売を含めほぼ在庫がなく、2025年に輸入する予定だった約1万5000本を前倒しで輸入する計画。2019年には、それまでの醸造分約3600本をすべて日本向けに販売した実績があり、日本市場での需要想定は5000〜7000本/年と見込んでいます。
(出典:FUNDINNO)
現在は飲食店や酒店向けの卸売をメインに販売しており、販売網を構築中。5月に立ち上げたECサイトを活用し、個人向け販売の拡大を図っています。
フラッグシップを含む既存ラインアップは5000円前後の価格帯で展開しており、今夏リリースの高級ラインは1万円前後を予定。生産量、販売実績は順調に増えており、2024年には約2万2000本を生産予定です(契約農家供給予定のブドウ重量から換算)。
(出典:FUNDINNO)
同社は、醸造から営業、販売までの全工程を佐藤氏が担当することで、付加価値を生み出すブランディングを行っており、ワインビストロ経営やソムリエとしての経験やネットワークも強みだといいます。
2023年末からは自社輸入・販売に切り替えて利益を最大化しつつ、見込み顧客への、よりダイレクトなアプローチが可能に。日本全国を佐藤氏が訪れ、「Cage Wine」のファンになってもらえるよう働きかける方針です。
「南アフリカにおいては『日本代表』、日本においては『南アフリカ代表』という誇りを胸に、パイオニア精神とともに全力で進んでいきたいと考えております」(同社)
今後の成長に向けて
(1)2028年よりIPO準備開始
(出典:FUNDINNO)
(2)短期計画
今後は南アフリカ以外でも、醸造家としての活動を広げたい考えです。ブランドの幅を広げつつ、ブドウ不作のリスクを分散することができると見込んでいます。
「2023年にギリシャのサントリーニ島で醸造サポートを行ったのをきっかけに縁が生まれ、2024年9月前半にはオーストリア、その後は欧州諸国でも醸造サポートを行う予定で、現地で仲間を作り、新たな活動・活躍の場を広げていきたいと考えています」(同社)
また、旗艦店となる『Wine Bar Buzz(仮)』を2025年10月に東京都内で展開する計画です。
(3)中長期計画
日本での販路を確立し、南アフリカで契約農家を増やして安定供給体制を整えた後は、自社ワイナリーの設立を目指しています。将来的には、自社のブドウ畑を所有したい考えです。
「将来的には、自社ワイナリーが世界で経験を積みたい日本の若者の受け皿にもなるような仕組み作りも検討しています」(同社)
(4)2031年にボトルワイン販売数約13万本を計画
(出典:FUNDINNO)
類似上場企業(業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業)
・サンクゼール <2937> [東証G]
・創健社 <7413> [東証S]
・カクヤスグループ <7686> [東証S]
・サッポロホールディングス <2501> [東証P]
・アサヒグループホールディングス <2502> [東証P]
株主優待
【基準日】
毎年10月末日
【優待内容】
・1〜19株保有:商品購入時10%オフ(購入回数3回/年まで)
・20〜49株保有:「Cage Wine」1本進呈+商品購入時10%オフ(購入回数3回/年まで)
・50〜99株保有:「Cage Wine」2本進呈+商品購入時10%オフ(購入回数3回/年まで)
・100〜499株保有:「Cage Wine」4本進呈+商品購入時10%オフ(購入回数5回/年まで)
・500株以上保有:「Cage Wine」4本進呈+商品購入時20%オフ(購入回数無制限)
※20株以上保有の人には、年に1度開催するイベント参加権を進呈する。
【申し込み方法】
・基準日経過後、IRで、同社ECサイト内で使えるギフトコードの案内の連絡をする。
・同案内に沿って申し込む。株主名簿の氏名、住所、保有株数を照合し、ギフトコードを発行、送付する。
【注意事項】
・ワイン/ワインセット進呈は、数量に合わせて、同社ECサイトで使用できるフラッグシップワインの金額を基準としたギフトコードを送付する。
・商品の割引については、購入時の金額上限はない。
・優待内容は変更や廃止になる場合もある。
発行者・募集情報
■募集株式の発行者の商号及び住所、資本金等
株式会社Cage Wine
東京都渋谷区神泉町10番17号302号室
資本金:8,000,000円(2024年4月10日現在)
発行済株式総数:22,900株(同)
発行可能株式総数:80,000株
設立日:2023年10月30日
決算日:9月30日
■募集株式の発行者の代表者
代表取締役 佐藤圭史
■募集株式の種類及び数(上限)
普通株式 4,000株
■募集株式の払込金額
1株あたり 10,000円
■資金使途
・目標募集額達成時の資金使途内訳
調達額1,000万円を以下の目的に充てる予定。
仕入代金 695万円
工具・器具及び備品 85万円
手数料 220万円
・上限募集額達成時の資金使途内訳
上記に追加し、調達額3,000万円(目標募集額1,000万円と上限募集額4,000万円との差額)を以下の目的に充てる予定。
仕入代金 1,500万円
倉庫費用 600万円
工具・器具及び備品 240万円
手数料 660万円
■投資金額のコース及び株数
100,000円コース(10株)
200,000円コース(20株)
300,000円コース(30株)
400,000円コース(40株)
500,000円コース(50株)
1,000,000円コース(100株)
2,000,000円コース(200株)
3,000,000円コース(300株)
4,000,000円コース(400株)
5,000,000円コース(500株)
10,000,000円コース(1,000株)
※特定投資家口座以外からの申し込みの場合、500,000円コース(50株)までしか申し込みできない。特定投資家口座からの申し込みの場合、10,000,000円コース(1,000株)を上限とする。
■申込期間
2024年6月22日〜7月5日
■目標募集額
10,000,000円(上限募集額 40,000,000円)
※特定投資家口座全体からの申し込みの上限は32,000,000円とする。
■払込期日
2024年7月30日
■連絡先
株式会社Cage Wine
電話番号:080-5545-8280
メールアドレス:info@cage.co.jp
※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、FUNDINNOの下記ページをご覧ください。
▼〈日本人初の四つ星獲得〉高級レストランが相次いで採用。南アフリカ初の日本人醸造家が率いるワインブランド「Cage Wine」が世界を酔わせる