21日前引けの日経平均株価は前日比6円07銭安の3万8626円95銭。前場のプライム市場の売買高概算は6億9092万株、売買代金概算は1兆7804億円。値上がり銘柄数は927、値下がり銘柄数は655、変わらずは64銘柄だった。
日経平均株価は、手掛かり材料難のなか方向感に欠ける展開。前日の米株式市場は、NYダウは3日続伸したものの、ハイテク株の比率が高いナスダック指数は8日ぶりに反落した。米半導体株の下落が警戒されるなか、日経平均株価は小幅に値を下げてスタートしたが、売り一巡後はプラス圏に浮上し、一時160円を超える上昇となる場面もあった。しかし上値は重く、前場引けにかけ小幅安へ下落した。為替は一時1ドル=159円10銭台まで円安が進んだ。
個別銘柄では、レーザーテック<6920>やアドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>、ソフトバンクグループ<9984>が安く、TDK<6762>や村田製作所<6981>、イビデン<4062>が値を下げた。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>が高く、トヨタ自動車<7203>やソニーグループ<6758>、キーエンス<6861>がしっかり。ディスコ<6146>が値を上げた。