外為サマリー:158円00銭台に上伸、ゴトー日に伴うドル需要を意識

20日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=158円03銭前後と前日の午後5時時点に比べて30銭弱のドル高・円安となっている。

19日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=158円09銭前後と前日に比べて20銭強のドル高・円安で取引を終えた。米国は奴隷解放記念日(ジューンティーンス)の祝日だったが、ドルは堅調地合いで一時158円12銭まで上伸した。

この日の東京市場のドル円相場は、手掛かり材料に乏しいことから模様眺めムードが強いなかでスタートした。その後、この日の時間外取引で米長期金利が小幅に上昇していることを背景に徐々にドル買い・円売りが流入。きょうはゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業などのドル需要が意識されやすいこともあり、午前9時10分過ぎには158円09銭をつける場面があった。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0746ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0010ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=169円83銭前後と同45銭程度のユーロ高・円安で推移している。