20日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比160円安の3万8410円と反落。
前日は米国株市場がジューンティーンス(奴隷解放記念日)の祝日で休場だったことから手掛かり材料難が意識されるが、前日の欧州株市場でフランスやドイツの主要株価指数が終始軟調な値動きとなったことを受け、足もと買い手控えムードが強い。日経平均は前日に買い優勢で始まった後、後場は失速するなど上値の重い展開で、きょうもその流れが続く可能性がある。一方、外国為替市場でドル高・円安に振れていることは輸出セクター中心に追い風となり、日経平均にも浮揚力が加わることが考えられる。