東京時間11:04現在
香港ハンセン指数 17976.86(+40.74 +0.23%)
中国上海総合指数 3015.93(+0.04 +0.00%)
台湾加権指数 22669.69(+173.16 +0.77%)
韓国総合株価指数 2769.10(+25.00 +0.91%)
豪ASX200指数 7768.50(+68.23 +0.89%)
アジア株は軒並み上昇、前日の米株高を好感して買い優勢で始まった。ナスダックが今年1月以来最長となる6営業日続伸し、再び史上最高値を更新した。ナスダック高を受け、アジア株式市場でもハイテク関連が総じて上昇している。
韓国株は0.91%高。サムスン電子やネイバー、SKハイニックス、LG電子などハイテク関連が総じて上昇している。台湾株は史上最高値をつけている。半導体関連に買いが集中、TSMCは2.6%上昇し上場来高値を更新している。
香港株は上昇も上値は重い。JDドットコムやシャオミ、美団、レノボなどハイテク関連が上昇している。
きのうの米株高は好感されているものの、FRBのタカ派姿勢がやや懸念されている。フィラデルフィア連銀のハーカー総裁はきのう、全て予想通りとなれば年内1回の利下げが適切となろうと語った。香港は金融政策を米国に連動させているため、米利下げが年内1回だけとなれば、香港も基準金利の引き下げは年1回だけになる。
上海株は前営業日比変わらず、景気停滞懸念が重石。当局による不動産支援策も虚しく5月の新築住宅価格は-0.71%と前月から下落ペースが拡大、2014年10月以来の落ち込みとなった。また、中古住宅価格は-1.0%と統計開始以来で最大の落ち込みを記録した。不動産投資も減少ペースが予想以上に加速しており、中国の不動産不況長期化が懸念される。