18日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=157円68銭前後と前日午後5時時点に比べ10銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=169円29銭前後と同70銭程度のユーロ高・円安で推移している。
ドル円は、157円60銭台を中心とする一進一退。前日の海外市場では、欧州の政治情勢に対する様子見姿勢が強まったほか、米国でも6月のニューヨーク連銀製造業景気指数が前月から改善し米景気への警戒感が後退した。こうしたなか、この日の東京市場に移ってからは方向感に欠ける展開が続いている。市場では、今晩の米5月小売売上高や米連邦準備制度理事会(FRB)高官発言などが注目されている。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0735ドル前後と同0.0030ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。