今週の日経平均終値は3万8814円で、前週末比130円高でした。
今週の日経平均は小幅ながらも2週連続で上昇しました。とはいえ下値3万8000円台後半から上値3万9000円台前半までという狭いレンジはどちらにも抜けず、多くのイベントがあった週の割りにおとなしい動きとなりました。日米で長期金利の上昇が一服し、円相場は1ドル=158円台に突入して円安トレンドが鮮明になるなど、株式市場にとってはプラス要素が増えています。日経平均の今期予想PERも16倍台前半で落ち着いていて、ここから3万9000円を超える程度の動きはできるでしょう。派手な動きは期待できませんが、夏相場としてやや上振れしやすい状況は続きそうです。(ストック・データバンク 編集部)