11日の東京株式市場は買い先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比137円高の3万9175円と続伸。
前日の米国株市場ではNYダウなど主要株価3指数が揃って上昇し、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数と機関投資家がベンチマークとして重視するS&P500指数はいずれも史上最高値を更新、これを受けて東京市場も足もとでリスクを取る動きが優勢となっている。ただ、目先重要イベントが相次ぎ様子見ムードも拭えない。FOMCや米消費者物価指数(CPI)の発表、週末には日銀金融政策決定会合の結果公表を控え、積極的な買いも入りにくい。今週はメジャーSQ週ということもあり、取引時間中は先物主導で日経平均が不安定な値動きとなる可能性もある。