ETF売買動向=10日前引け、iS米国株、GX革新優良が新高値

10日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比1.4%増の1153億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同6.6%減の906億円だった。

個別ではグローバルX 革新的優良企業 <178A> 、NEXT FUNDS NASDAQ-100 <1545> 、グローバルX US テック・トップ20 ETF <2244> 、上場インデックスファンド世界株式(MSCI ACWI) <1554> 、NEXT FUNDSS&P500(為替ヘッジなし) <2633> など10銘柄が新高値。上場インデックスファンドS&P インバース <2240> 、iFreeETF NASDAQ100インバース <2842> が新安値をつけた。

そのほか目立った値動きではNEXT アセアン好配当ETN <2043> が3.20%高、NEXT NOTES 金先物 ベア ETN <2037> が3.02%高と大幅な上昇。

一方、NEXT NOTES 金先物 ダブル・ブル ETN <2036> は4.93%安、WisdomTree 銀上場投資信託 <1673> は4.65%安、純銀上場信託(現物国内保管型) <1542> は3.97%安、WisdomTree 白金上場投資信託 <1674> は3.13%安と大幅に下落した。

日経平均株価が188円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金629億9000万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均899億7400万円を大きく下回っており低調。

その他の日経平均ETFでは日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が56億8700万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が46億3800万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が46億3600万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が34億6800万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が34億6200万円の売買代金となった。