外為サマリー:一時155円50銭台に軟化、ポジション調整売りに押される

7日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=155円78銭前後と前日の午後5時時点に比べて50銭弱のドル安・円高となっている。

6日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=155円61銭前後と前日に比べて50銭程度のドル安・円高で取引を終えた。低調な米雇用関連指標を受け、一時155円47銭まで軟化した。

この日の東京市場のドル円相場は軟調な展開となっている。反落して始まった日経平均株価が切り返した場面ではリスク選好的なドル買い・円売りがみられたものの、今晩に5月の米雇用統計の発表を控えていることからドル買いは続かず。ポジション調整とみられるドル売り・円買いに押されるかたちで、午前9時50分ごろには155円57銭をつける場面があった。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0890ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0010ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=169円63銭前後と同35銭程度のユーロ安・円高で推移している。