4日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=156円38銭前後と前日午後5時時点に比べ70銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=170円66銭前後と同30銭強のユーロ高・円安で推移している。
ドル円は、午前8時50分過ぎに一時155円90銭台まで下落した後、午前10時にかけ156円30銭台に値を上げた。3日に発表された米5月ISM製造業景況指数は48.7と市場予想(49.6)を下回った。この結果を受け、米長期金利が低下しニューヨーク市場ではドルは一時156円台を割り込んだ。東京市場に移ってからも、ドルは軟調に推移しているが、156円前後の水準では値頃感からの買いも流入している。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0912ドル前後と同0.0070ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。