ダウ平均 38571.03(-115.29 -0.30%)
S&P500 5283.40(+5.89 +0.11%)
ナスダック 16828.67(+93.65 +0.56%)
CME日経平均先物 38690(大証終比:-250 -0.65%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。一時400ドル超下落する場面も見られた。一方、ナスダックは上昇。ダウ平均と伴に伸び悩み、一時下げに転じる場面も見られたものの、プラス圏は維持した。
本日から6月相場に入ったが、この日発表のISM製造業景気指数が予想を下回ったことで、これまでのようなインフレ鈍化への期待ではなく、景気減速への警戒感に繋がったとの指摘も出ていた。一方、IT・ハイテク株の一角には買いも出ていた。エヌビディア<NVDA>が上昇し、ナスダックをサポート。明日から台湾で台北国際コンピューター見本市(COMPUTEX)が開催されるが、同社のファンCEOがそれに先立つ基調講演で、AIアクセラレーターを毎年アップグレードする計画であることを明らかにしたことが材料視されている。
5月相場は終盤に急速に調整売りに押されたものの、月足では4月の下落から反発に転じていた。FRBの利下げ期待が後退する中、米国債利回りが上昇し、IT・ハイテク株などの成長株は利益確定売りを強めていた。しかし、先週末に引けにかけて買い戻しが強まる展開となったことで、ひとまず安心感も出ていたようだ。
ストラテジストからも年末のS&P500の目標株価を上方修正する動きも複数出ており、5500ポイントに引き上げる動きも見られていた。今週は週末の米雇用統計に向けて材料が目白押しの週となる中、米株式市場はやや方向感を無くしている様子もうかがえる。
メディア大手のパラマウント・グローバル<PARA>が上昇。エリソン氏率いる映画製作会社のスカイダンス社が同社に買収提案を行っているが、無議決権株を保有する一部株主に約15ドルで現金化できる選択肢が含まれていると伝わった。
設計ソフトウェアのオートデスク<ADSK>が上昇。先週末引け後に2-4月期(第1四半期)の暫定決算を公表。同社は調査を理由に決算報告を延期していた。通期の1株利益の見通しを上方修正した。
ゲーム販売のゲームストップ<GME>が大幅高。時間外で一時100%超の急騰を見せていたものの、通常取引に入って戻り売りに押される展開。2021年のミーム株ブームの仕掛け人とされるギル氏がレディットへの3年ぶりの投稿で、同社株のポジションを1億1600万ドル相当保有していることを示唆したことが材料視されている。
メディア大手のパラマウント・グローバル<PARA>が上昇。エリソン氏率いる映画製作会社のスカイダンス・メディア社が同社に買収提案を行っているが、無議決権株を保有する一部株主に約15ドルで現金化できる選択肢が含まれていると伝わった。また、議決権株を保有する投資家には1株23ドルを提案する予定だとも報じられた。ただし、この提案は支配株主であるレッドストーン一族以外の投資家に対して行われる。
アルコール飲料のボストン・ビア<SAM>が反落。先週末に一部報道で日本のサントリーへの身売りで交渉していると報じられたことから、買いが強まっていた。しかし、サントリーがその報道を否定したことで戻り売りが強まった。
音楽配信のスポティファイ<SPOT>が上昇。7月から米国でプレミアムサービスの料金を値上げすると発表した。
ゲームストップ<GME> 28.00(+4.86 +21.00%)
パラマウント<PARA> 12.80(+0.89 +7.47%)
パラマウント(議決権有り)<PARAA> 22.14(+1.47 +7.11%)
オートデスク<ADSK> 210.82(+9.22 +4.57%)
ボストン・ビア<SAM> 302.76(-10.91 -3.48%)
スポティファイ<SPOT> 313.62(+16.84 +5.67%)
アップル<AAPL> 194.03(+1.78 +0.93%)
マイクロソフト<MSFT> 413.52(-1.61 -0.39%)
アマゾン<AMZN> 178.34(+1.90 +1.08%)
アルファベットC<GOOG> 174.42(+0.46 +0.26%)
テスラ<TSLA> 176.29(-1.79 -1.01%)
メタ<META> 477.49(+10.66 +2.28%)
AMD<AMD> 163.55(-3.35 -2.01%)
エヌビディア<NVDA> 1150.00(+53.67 +4.90%)
イーライリリー<LLY> 831.26(+10.92 +1.33%)