イスラエルのネタニヤフ首相はハマスとの戦争について、ハマス壊滅を含め、同国が求める条件が満たされない限り恒久的な停戦はあり得ないとの考えを改めて強調した。
イスラエル首相府によると、ネタニヤフ首相は議会外交・国防委員会の会合で、人質解放を目的とする戦闘の一時停止には応じる用意があるが、その後の展開については一段の協議が必要だと述べた。
バイデン大統領が先週提示した恒久停戦案については、パッケージの一部に過ぎず、公表されていない詳細があると述べたが、それ以上の具体的な言及は避けた。
ネタニヤフ首相はまた別の声明文で、イスラエルは戦争開始以降の約8カ月に渡り、人質解放のために数えきれないほどの手段に取り組んでいると説明。ハマスの壊滅を目指しつつ、人質の安全な帰還を確保することは可能だとも述べた。