東京株式(前引け)=前日比65円高、銀行株など買われ堅調推移

31日前引けの日経平均株価は前日比65円83銭高の3万8119円96銭。前場のプライム市場の売買高概算は7億5600万株、売買代金概算は2兆264億円。値上がり銘柄数は1233、値下がり銘柄数は365、変わらずは49銘柄だった。

日経平均株価は上昇。前日のNYダウは330ドル安と下落し、半導体関連などハイテク株が軟調でナスダック指数も値を下げた。ただ、日経平均株価は昨日までの3日間で800円強下落していたことから自律反発狙いの買いが流入した。銀行や電力、不動産株などが高い一方、半導体関連株が下落している。

個別銘柄では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>が高く、東京電力ホールディングス<9501>や北海道電力<9509>が値を上げた。三菱地所<8802>や三井不動産<8801>も買われ、ソフトバンクグループ<9984>やトヨタ自動車<7203>もしっかり。半面、レーザーテック<6920>やディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>が安く、アシックス<7936>や三菱商事<8058>、ニデック<6594>が値を下げた。