アジア株は反発、米金利上昇一服で買い戻し 中国PMI予想外の縮小も影響は限定的

アジア株は反発、米金利上昇一服で買い戻し 中国PMI予想外の縮小も影響は限定的

東京時間11:00現在
香港ハンセン指数 18532.01(+301.82 +1.66%)
中国上海総合指数 3100.99(+9.31 +0.30%)
台湾加権指数 21462.76(+98.28 +0.46%)
韓国総合株価指数 2646.09(+10.65 +0.40%)
豪ASX200指数 7666.40(+38.19 +0.50%)

アジア株は軒並み上昇、米長期金利上昇一服で買い戻されている。中国の5月製造業PMIは49.5と予想外に縮小、好不況の判断基準である50を割り込んだ。非製造業PMIは今年1月以来の低水準に落ち込んだ。ただ、中国株への影響は限定的。

香港株は大幅反発、前日に約4週間ぶり安値をつけたことから値ごろ感で買い戻されている。JDドットコムやアリババ、シャオミ、美団、バイドゥ、テンセントホールディングスなどハイテク関連が総じて上昇している。そのほか、医療品や自動車、生活必需品、保険、エネルギー関連も軒並み上昇している。

上海株は0.3%高、人民元安一服が好感されている。中国人民銀行は31日、元の中心レートを約1週間ぶりの元高・ドル安水準に設定した。