ダウ平均 38093.01(-348.53 -0.91%)
ナスダック 16883.45(-37.13 -0.22%)
CME日経平均先物 38255(大証終比:+255 +0.67%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は続落。下げ幅は300ドルを超えている。取引開始前に第1四半期の米GDP改定値が発表され下方改定された。米株式市場は時間外で下げ渋る反応を見せていたものの、限定的な動きに留まっている。
前日引け後に決算を発表したセールスフォース<CRM>が大幅安になっていることが、前日からのセンチメントをさらに悪化させているとの指摘も出ている。
前日はS&P500採用銘柄の中の400以上の銘柄と、主要11セクターすべてがマイナスとなった。今月の米株式市場は最高値を更新していたが、月末になってその調整が加速しているようだ。
背景にはFRBの利下げ期待の後退と、それを受けた米10年債利回りの上昇が挙げられる。アナリストは「前日の米10年債利回りが1カ月ぶりに4.6%を超えたことが投資家心理の重荷となった」と指摘。利回り上昇は投資家が株式に支払う倍率を下げ、短期財務省証券(TB)やマネー・マーケット・ファンド(MMF)などの、より安全な投資を魅力的にする。FRBの高金利の長期化への懸念が強まっている中で、特に現在のようなバリュエーションが拡大し、カタリストが不在の中では株価の重石となる。
セールスフォース<CRM>が決算を受け大幅安。ガイダンスを嫌気している。第2四半期の見通しが1株利益、売上高とも予想を下回ったほか、通期の1株利益の見通しは上方修正したものの、売上高は予想を下回る見通しを示した。今回の決算は成長鈍化への懸念を煽った模様。
家電量販店のベスト・バイ<BBY>が大幅高。取引開始前に決算を発表し、1株利益が予想を上回ったことが好感されている。販売不振が深刻化し、消費者が家電製品の購入を控える中、収益性が予想を上回ったことは心強かったようだ。
HP<HPQ>が決算を受け大幅高。前日引け後に2-4月期決算(第2四半期)を発表し、PCの販売が2年ぶりに増加に転じたことが好感されている模様
セールスフォース<CRM> 220.37(-51.26 -18.87%)
HP<HPQ> 36.41(+3.61 +11.01%)
ベスト・バイ<BBY> 80.23(+8.33 +11.58%)
アップル<AAPL> 191.10(+0.81 +0.43%)
マイクロソフト<MSFT> 422.79(-6.38 -1.49%)
アマゾン<AMZN> 180.95(-1.07 -0.59%)
アルファベットC<GOOG> 175.85(-1.56 -0.88%)
テスラ<TSLA> 180.63(+4.44 +2.52%)
メタ<META> 469.70(-4.66 -0.98%)
AMD<AMD> 166.14(+1.00 +0.61%)
エヌビディア<NVDA> 1154.09(+5.84 +0.51%)
イーライリリー<LLY> 811.65(+0.12 +0.01%)