ETF売買動向=30日大引け、全銘柄の合計売買代金3542億円

30日の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比39.0%増の3542億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同45.5%増の2989億円だった。

個別ではABF汎アジア債券インデックス・ファンド <1349> 、上場インデックスファンド日本経済貢献株 <1481> 、WisdomTree アルミニウム上場投資信託 <1692> 、iシェアーズ米国債1-3年ETF <2620> が新高値。MAXIS米国国債7-10年(為替ヘッジあり) <2839> 、東証グロース・コアETF <1563> 、グローバルX eコマース-日本株式ETF <2627> 、NEXT FUNDS ブルームバーグ・フランス国債 <2246> 、NEXT 東証グロース市場250 <2042> など12銘柄が新安値をつけた。

そのほか目立った値動きではNEXT 韓国KOSPIダブル・ブル <2033> は5.15%安、WisdomTree 銅上場投資信託 <1693> は4.82%安、NEXT NOTES 金先物 ダブル・ブル ETN <2036> は3.98%安、WisdomTree パラジウム上場投資信託 <1675> は3.84%安、NEXT 香港ハンセンダブル・ブル <2031> は3.49%安と大幅に下落。

日経平均株価が502円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2028億6500万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1221億9900万円を大きく上回る活況となった。

その他の日経平均ETFではNEXT 日経225連動型 <1321> が168億6100万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が162億1000万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が138億6500万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が137億3900万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が91億2800万円の売買代金となった。