30日の東京株式市場は大きく売りが先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比444円安の3万8112円と続落。
前日は欧州株市場がドイツ、フランス、英国など主要国をはじめ全面安商状となった。また、米国株市場でもNYダウが400ドルを超える大幅安となったほか、主要株価指数が揃って下落した。米国ではFRB高官のタカ派発言などを背景に10年債利回りが4.6%台まで水準を切り上げ相場の重荷となっているが、東京市場でも10年債利回りの上昇基調が鮮明で買い手控えムードを助長している。きょうも日経平均は値ごろ感からの押し目買いは想定されるものの、終日上値の重い展開が見込まれる。