東京時間14:01現在
香港ハンセン指数 18519.01(-302.15 -1.61%)
中国上海総合指数 3119.90(+10.32 +0.33%)
台湾加権指数 21709.21(-149.20 -0.68%)
韓国総合株価指数 2686.61(-36.24 -1.33%)
豪ASX200指数 7680.00(-86.71 -1.12%)
インドSENSEX30種 74744.63(-425.82 -0.57%)
アジア株は上海を除いて下落、米金利長期化懸念が高まっている。強い米経済統計やFRB高官のタカ派発言を受け米利下げ開始が遅れる可能性がある。
香港株は大幅続落、約3週間ぶり安値をつけている。JDドットコムや美団、アリババ、バイドゥなどハイテク関連の下げが目立つ。医療品や不動産、旅行、カジノ、銀行、生活必需品なども下落している。
豪州株は6日以来の安値を更新、CPIを受け下げ幅を拡大している。きょう発表された豪州4月の消費者物価指数は予想外に伸びが加速、5カ月ぶり高水準となった。CPI上昇を受け、金利長期化どころか年内の追加利上げ観測が浮上している。ほぼ全業種が下落。資本財や生活必需品、金融の下げが目立つ。
韓国株は1.33%安、サムスン電子の下げが懸念されている。
サムスン電子は2.3%安。サムスン電子の労働組合が経営側との賃金交渉で妥結できなかったため6月7日にストライキを実施すると発表した。組合の労働者は延べ2万8000人、世界の半導体サプライチェーンに影響を及ぼす可能性がある。
上海株は上昇、不動産支援など景気下支え策を好感した買いが支え。上海市に続き深セン市と広州市も住宅購入規制を緩和した。IMFが最近の相次ぐ不動産支援策を理由に中国の今年の成長率予想を従来の4.6%から5.0%に引き上げたことも好感されている。
為替市場ではドル買いが強まっており、オンショア人民元は対ドルで昨年11月以来の安値をつけた。