アジア株 総じて下落、上海株は反落

東京時間17:56現在
香港ハンセン指数 18821.16(-6.19 -0.03%)
中国上海総合指数 3109.57(-14.47 -0.46%)
台湾加権指数 21858.41(+54.64 +0.25%)
韓国総合株価指数 2722.85(-0.14 -0.01%)
豪ASX200指数 7766.71(-21.59 -0.28%)
インドSENSEX30種 75310.19(-80.31 -0.11%)

28日のアジア株は総じて下落。上海株は反落。中国政府が過去最大規模の半導体投資ファンドを設立したことや、上海市で住宅購入時の頭金比率引き下げなどの不動産規制緩和が引き続き好感されてプラス圏に転じる場面も見られたものの、買い一巡後は利益確定の売りなどに押されて下げに転じた。香港株も買い一巡後は上げ幅縮小から下げに転じた。台湾株は小幅続伸。ハイテク関連株中心に買われて連日で最高値を更新した。

上海総合指数は反落。石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、石炭エネルギー会社の中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー)が買われる一方で、通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)、酒造会社の貴州茅臺酒、建設機械メーカーの三一重工、家電製品メーカーの海爾智家(ハイアールスマートホーム)が売られた。

香港ハンセン指数は小反落。ヘルスケア情報のアリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー、海上輸送会社の東方海外国際(オリエント・オーバーシーズ)が買われる一方で、不動産会社の長江実業集団(CKアセット・ホールディングス)、不動産会社の中国海外発展(チャイナ・オ-バ-シ-ズランド&インベストメント)が売られた。

豪ASX200指数は小反落。医薬品メーカーのCSL、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行が買われる一方で、道路建設会社のトランスアーバン・グループ、資源・鉱山会社のBHPグループ、補聴器メーカーのコクレアが売られた。