東京株式(寄り付き)=売り買い交錯、手掛かり材料難で模様眺め

28日の東京株式市場は売り買い交錯、寄り付きの日経平均株価は前営業日比20円安の3万8879円と反落。

前日の米国株市場がメモリアルデーの祝日のため休場だったことから手掛かり材料難が意識され、足もと方向感がつかみにくい。ただ、前日の欧州株市場ではドイツ、フランスなど主要国の株価指数が総じて上昇したことでリスクオフの地合いにはなりにくい面がある。外国為替市場では1ドル=156円台後半の推移で円安水準がキープされていることも相場の下支え材料となる。取引時間中は米株価指数先物や為替の動向を横にらみに不安定な値動きとなることも考えられるが、比較的狭いゾーンでのもみ合いが予想される。