24日の米株式市場では、NYダウが前日比4．33ドル高の3万9069．59ドルと3日ぶり小幅反発した。3連休前の取引となり様子見ムードが広がるなか、積極的に持ち高を一方向に傾ける姿勢は限られた。ハイテク株には買い戻しが入り、ナスダック総合株価指数は最高値を更新した。
JPモルガン・チェース<JPM>やボーイング<BA>、ダウ<DOW>が上昇し、アメリカン・エキスプレス<AXP>やウォルト・ディズニー<DIS>が堅調推移。デッカーズ・アウトドア<DECK>が急伸した。半面、ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>とメルク<MRK>、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>が冴えない展開となった。
ナスダック総合株価指数は184．761ポイント高の1万6920．794と3日ぶり反発。エヌビディア<NVDA>が買われ、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>やクアルコム<QCOM>が上伸。メタ・プラットフォームズ<META>やアップル<AAPL>、テスラ<TSLA>が高く、ガーダント・ヘルス<GH>とロス・ストアーズ<ROST>、ステリサイクル<SRCL>が大幅高となった。一方、ワークデイ<WDAY>とインテュイット<INTU>、サミット・セラピューティクス<SMMT>は急落した。