東京時間14:02現在
香港ハンセン指数 18913.37(-282.23 -1.47%)
中国上海総合指数 3126.82(-31.72 -1.00%)
台湾加権指数 21625.88(+74.05 +0.35%)
韓国総合株価指数 2733.32(+9.86 +0.36%)
豪ASX200指数 7808.60(-39.53 -0.50%)
インドSENSEX30種 74496.69(+275.63 +0.37%)
アジア株はまちまち。
香港株は3営業日続落、約2週間ぶり安値をつけている。ほぼ全業種が下落、ただ売り一巡後は下げ渋っている。米高金利長期化懸念が高まっている。きのう公表された米FOMC議事録は金利を長期間、高水準で維持することが望ましいとした内容だったほか、追加利上げに前向きな考えも示された。アリババやネットイース、JDドットコム、シャオミなどハイテク関連の下げがきつい。CG SERVICESや新世界発展、龍湖集団など不動産株も大幅に下落している。
上海株は1.0%安、不動産支援策を受けた上昇をほぼ帳消し。元安進行が懸念されている。中国人民銀行は23日、元の中心レートを1ドル=7.1098元に設定、今年1月以来となるドル高・元安水準にした。これを受け人民元が対ドルで下落、オフショア人民元は約3週間半ぶり安値をつけている。
台湾株は2営業日続けて史上最高値を更新。エヌビディア決算を受け半導体関連が総じて上昇している。米半導体大手エヌビディアの決算は今回も期待を裏切らなかった。第1四半期決算は売上高、純利益が四半期ベースで過去最高を更新した。また、第2四半期の売上高についても市場予想を上回る強気な見通しを示した。TSMCは1.2%高、2営業日続けて上場来高値を更新している。
韓国株はプラスに転じている。韓国政府が半導体セクター向けに190億ドル規模の支援策を発表したことが材料視されており、LG電子やサムスン電子、SKハイニックスなどハイテク関連の一角が上昇している。米エヌビディア決算も好感されているもよう。