東京時間11:01現在
香港ハンセン指数 18846.26(-349.34 -1.82%)
中国上海総合指数 3131.52(-27.02 -0.86%)
台湾加権指数 21584.24(+32.41 +0.15%)
韓国総合株価指数 2715.78(-7.68 -0.28%)
豪ASX200指数 7791.10(-57.03 -0.73%)
アジア株は台湾を除いて下落、主要国の利下げ開始が遅れるとの懸念が高まっている。
米FOMC議事録は金利を長期間、高水準で維持することが望ましいとした内容だったほか、追加の利上げに前向きな考えも示された。NZ中銀はタカ派据え置きで利下げ開始時期予想を来年後半に先送りした。英国の4月CPIは予想を上回る結果となり、英中銀の利下げ開始予想が9月以降に後ずれしている。
香港株は3営業日続落、今月13日以来の安値をつけている。アリババやネットイース、JDドットコム、美団、バイドゥ、シャオミなどハイテク関連が総じて下落。不動産や銀行、自動車、医療品、カジノ、エネルギー関連も軒並み下落している。
上海株は0.86%安、元安進行が懸念されている。中国人民銀行は23日、元の中心レートを1ドル=7.1098元に設定、今年1月以来となるドル高・元安水準にした。これを受け人民元が対ドルで下落、オフショア人民元は約3週間半ぶり安値をつけている。
台湾株は小幅高、序盤に史上最高値をつけた。主要国の利下げ開始後ずれが懸念されているもののエヌビディア決算が好感されている。TSMCは0.7%高、2営業日続けて上場来高値を更新している。半導体大手のエヌビディアは時間外で1000ドルの大台を突破。第1四半期決算で売上高、純利益が四半期ベースで過去最高を更新。また、第2四半期の売上高についても市場予想を上回る強気な見通しを示した。