外為サマリー:156円20銭近辺で推移、FOMC議事要旨の公表控え模様眺め

22日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=156円27銭前後と前日の午後5時時点に比べて5銭程度のドル高・円安となっている。

21日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=156円17銭前後と前日に比べて10銭弱のドル安・円高で取引を終えた。米長期金利の低下を受けて一時155円80銭台に軟化したが、ドルの押し目買い意欲は強く下げ渋った。

この日の東京市場のドル円相場は156円20銭近辺での推移となっている。時間外取引の米長期金利が小動きにとどまるなど特段の手掛かり材料に欠けるほか、日本時間今晩に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(4月30日~5月1日開催分)の公表を控えていることもあって模様眺めムードが広がりやすくなっている。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0857ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0007ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=169円67銭前後と同5銭程度のユーロ安・円高で推移している。