ETF売買動向=21日大引け、全銘柄の合計売買代金2302億円

21日の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比38.1%減の2302億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同44.6%減の1667億円だった。

個別ではNEXT FUNDS FTSEブルサ・マレーシア <1560> 、MAXISナスダック100上場投信 <2631> 、NEXT 金価格連動型 <1328> 、MAXISナスダック100上場投信(為替ヘッジあり) <2632> 、上場インデックス米国株式 <1547> など42銘柄が新高値。TOPIXベア上場投信 <1569> 、iシェアーズ・コア 日本国債 ETF <2561> 、TOPIXベア2倍上場投信 <1356> 、iFreeETF JPX日経400イン <1465> 、iFreeETF NASDAQ100インバース <2842> など7銘柄が新安値をつけた。

そのほか目立った値動きではWisdomTree ブロード上場投資信託 <1684> が3.78%高、WisdomTree 小麦上場投資信託 <1695> が3.70%高、NEXT 香港ハンセン・ベア <2032> が3.28%高と大幅な上昇。

一方、NEXT 香港ハンセンダブル・ブル <2031> は5.87%安、NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株 <2846> は4.70%安、NEXT 日経・JPX白金指数連動 <1682> は4.33%安、中国H株ブル2倍上場投信 <1572> は3.92%安、純プラチナ上場信託(現物国内保管型) <1541> は3.88%安と大幅に下落した。

日経平均株価が122円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1089億1800万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1444億1400万円を大きく下回っており低調。

その他の日経平均ETFでは日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が96億9400万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が96億2500万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が80億9700万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が73億5700万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が67億3900万円の売買代金となった。