外為サマリー:155円70銭前後で推移、方向感に欠ける展開が続く

20日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=155円70銭前後と前週末午後5時時点に比べ10銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=169円41銭前後と同20銭強のユーロ高・円安で推移している。

ドル円は、午前9時時点では155円70銭前後で推移していたが、午前10時過ぎに155円93銭近辺まで上昇した。ただ、156円ラインに接近する場面では戻り売りに押され、午後にかけ155円70銭近辺に値を戻した。米利下げに対する期待が強まっているが、先行きに対する不透明感は強く、方向感に欠ける展開が続いている。今晩はバー米連邦準備制度理事会(FRB)副議長らの講演が予定されている。

ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0880ドル前後と同0.0020ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。