アジア株 総じて下落、台湾株は連日で最高値更新

東京時間17:57現在
香港ハンセン指数 19073.71(休場)
中国上海総合指数 3119.90(-25.87 -0.82%)
台湾加権指数 21147.21(+161.36 +0.77%)
韓国総合株価指数 2730.34(休場)
豪ASX200指数 7753.70(+26.94 +0.35%)
インドSENSEX30種 72971.44(-133.17 -0.18%)

15日のアジアは総じて下落。前日の米株高などを好感して、一部の市場では堅調な推移を見せた。今夜に米消費者物価指数や米小売売上高の発表を控えて、手じまい売りに押される市場も見られた。上海株は続落。米中対立への警戒感などが上値を抑えた。また、17日に4月の中国鉱工業生産、小売売上高などの発表を控えて、ポジション調整の動きも広がったもよう。台湾株は続伸。ナスダックの上昇などを受けて、ハイテク関連株を中心に買われて、連日で最高値を更新した。香港市場、韓国市場は休場。

上海総合指数は続落。石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、造船メーカーの中国船舶工業、保険大手の中国人寿保険、化学繊維メーカーの恒力石化、機器メーカーの国電南端科技、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)が売られた。

豪ASX200指数は小反発。資源・鉱山会社のBHPグループ、医薬品メーカーのCSL、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行買われる一方で、道路建設会社のトランスアーバン・グループ、投資銀行のマッコーリー・グループが売られた。