ISMと米求人件数、ドル売り・株高の反応もインフレ懸念は残る

日本時間23時に発表になったISM製造業景気指数と米求人件数を受けて、ドル売り・株高の反応が見られている。ISM指数は50を下回り、再び縮小圏に入ったほか、米求人件数は予想以上に減少した。年内の米利下げ期待を正当化するが、ISM指数の仕入価格は2022年以来の水準に上昇しており、インフレ懸念は残る内容ではある。

*ISM製造業景気指数(4月)23:00
結果 49.2
予想 50.1 前回 50.3
新規受注 49.1(51.4)
生産 51.3(54.6)
雇用 48.6(47.4)
入荷遅延 48.9(49.9)
在庫 48.2(48.2)
仕入価格 60.9(55.8)
輸出 48.7(51.6)
()は前回

*JOLTS求人件数(3月)23:00
結果 848.8万人
予想 868.0万人 前回 881.3万人(875.6万人から修正)

NY株式1日(NY時間10:19)(日本時間23:19)
ダウ平均 37861.82(+45.90 +0.12%)
ナスダック 15622.57(-35.25 -0.22%)
CME日経平均先物 38120(大証終比:-90 -0.24%)

USD/JPY 157.54 EUR/USD 1.0686 GBP/USD 1.2490

米国債利回り
2年債 5.008(-0.027)
10年債 4.649(-0.031)
30年債 4.750(-0.034)
期待インフレ率 2.381(-0.023)
※期待インフレ率は10年債で算出