豪ドル週間見通し:底堅い展開か、豪準備銀行政策金利は据え置きの公算

■弱含み、インフレ圧力低下で豪ドル売り強まる

今週の豪ドル・円は弱含み。豪準備銀行(中央銀行)のブロック総裁が根強いインフレ圧力に警戒感を示し、豪ドル買いが先行。その後、10月小売売上高の下落に次いで、10月消費者物価指数の伸びが一段と低下したことを受けて、豪ドル売り・円買いが優勢になった。米ドル・円相場が週後半に円高方向に振れたことも影響した。取引レンジ:97円24銭-98円50銭。

■底堅い展開か、豪準備銀行政策金利は据え置きの公算

来週の豪ドル・円は下げ渋りか。豪準備銀行(中央銀行)の理事会では、政策金利の据え置きが予想されている。10月消費者物価指数が予想以上に低下し、前年比5%割れになっている。ただ、ブロック総裁は「サービス分野のインフレにかなりの粘着性」などを指摘し、国内要因によるインフレ圧力に引き続き警戒感を示しており、追加利上げ観測は根強いとみられる。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・5日:7-9月期経常収支(4-6月期:+77億豪ドル)
・5日:豪準備銀行が政策金利発表(4.35%に据え置き予想)
・6日:7-9月期GDP(4-6月期:前年比+2.1%)
・7日:10月貿易収支(9月:+67.86億豪ドル)

予想レンジ:97円00銭-99円00銭

《FA》