ダウ平均は急反落 成長株が主導し前日の上げ幅を縮小=米国株序盤

NY株式5日(NY時間10:05)
ダウ平均 33518.27(-542.79 -1.59%)
ナスダック 12565.48(-399.38 -3.08%)
CME日経平均先物 27220(大証終比:+350 +1.30%)

きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。下げ幅は500ドルを超え、前日の上げ幅を縮小している。前日はFOMC後のパウエルFRB議長の会見を受けて株式市場は買いが強まった。議長は「0.75%の利上げは積極的に検討していない。次の数回の会合で0.50%の追加利上げを検討すべき」と述べたことで、株式市場が警戒していたほどFRBは、積極利上げに前向きではないとの安心感が広がっていた。

ただ、今後数カ月でより大幅な利上げが見送られたとしても、投資家は2000年以来最も積極的な金融引き締めに直面することになる。市場は、FRBが今後どの程度の利上げを行うのか、そして、それが経済や企業収益にどのように影響するのかを見極めようとしている。

こうした動きは市場全体に見られ、米国債利回りの上昇と伴にIT・ハイテク株といった成長株に戻り売りが強まっている。

その中でも決算を発表したイーベイ<EBAY>、ショッピファイ<SHOP>やエッツィ<ETSY>といったeコマース関連の銘柄が下落。足元の決算は好調なものの、ガイダンスが冴えないことが嫌気されているようだ。先日のアマゾン<AMZN>も決算を受けて売りが強まっていたが、マクロ的背景とパンデミックからの経済再開に関連した課題がeコマース企業の見通しを圧迫している模様。

なお、S&P500企業のうち368社が決算を終えており、そのうちの約80%が予想を上回る利益を計上している。事前の予想がある程度慎重だったこともあるが、全体的に決算は好調を維持している。しかし、インフレとFRBの積極利上げ、中国やウクライナなどマクロ環境が株式市場に影を落としているようだ。

イーベイ<EBAY> 50.62(-3.80 -6.98%)
エッツィ<ETSY> 92.85(-16.49 -15.08%)
ショッピファイ<SHOP> 397.14(-88.35 -18.20%)

アップル<AAPL> 161.25(-4.77 -2.87%)
マイクロソフト<MSFT> 280.42(-9.56 -3.30%)
アマゾン<AMZN> 2396.85(-121.72 -4.83%)
アルファベットC<GOOG> 2357.34(-94.16 -3.84%)
テスラ<TSLA> 910.45(-42.18 -4.43%)
メタ・プラットフォームズ<FB> 213.31(-10.11 -4.52%)
AMD<AMD> 94.58(-4.84 -4.87%)
エヌビディア<NVDA> 191.54(-11.80 -5.80%)
ツイッター<TWTR> 50.80(+1.74 +3.55%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美